皆様方におかれましては、益々お念仏相続のこととお慶び申し上げます。
この度の秋彼岸・永代経法要の日程が、左記のように決まりましたので、ご連絡申し上げます。
お彼岸とは、到彼岸を意味し、彼岸に到ることを意味します。すなわち、彼岸は、彼(か)の岸、つまり極楽浄土のことを意味します。人々は、苦に満ちた現世から理想の世界である極楽浄土に渡ることを願い、当時の人々は六種類の実践業を行いました。それが六波羅蜜(ろくはらみつ)と言うものです。七日間で六種類の修行、六種類の修行を一日に一種類の修行を行い、ちょうど真ん中に当たる日、つまり中日には六種類の修行をまとめて修行を行いました。だから、お彼岸は七日間あり、お彼岸に入る日を彼岸の入りと言い、お彼岸の終わりの日を彼岸が明けるといいます。
当山でも、二座の御縁ですが、是非お参り下さいますよう御案内申し上げます。
記
九月十六日(月) 昼席 秋季彼岸法要
九月十七日(火) 昼席 永代経法要
昼 席 十三時半より十五時半
講 師 大分市 妙蓮寺 住職 蓮谷啓介 氏
戸田泰裕弁護士(アディーレ法律事務所)
石﨑敬之相続士(ジブラルタ生命)
願 慶 寺
門徒総代一同
豆知識
六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、
- 布施波羅蜜…見返りを求めず、他人の為に惜しみなく善行を施すこと
- 持戒波羅蜜…戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけないこと
- 忍辱波羅蜜…身に起こる災いを受け容れ、耐え忍ぶこと
- 精進波羅蜜…誠心誠意努力を続けること
- 禅定波羅蜜…常に静かな心を持ち、動揺しないこと
- 智慧波羅蜜…怒りや愚痴、貪りに捉われず、物事の真理を正しく見極めること
詳細は、願慶寺ホームページ(願慶寺公式)に記
載させていただきます。
と、以上六つが六波羅蜜の修行でした。
中々できませんね、
でも大丈夫なんです。行き場所の無い私をめあてとして、阿弥陀様は私たちのことをみてくださいます。お彼岸をご縁に、お念仏のお話を共に聞かせていただきましょう。